NEW BESTONE

三浦洸一 NEW BESTONE歌詞
1.さすらいの恋唄

作詞:吉川静夫
作曲:吉田正

星のない夜は しみじみ哀し
まして他国の 山河越えて
風に追われる さすらい暮らし
めぐり逢う日が あるじゃなし

いつか頼りの 絃さえ切れて
唄も泪の ながれのギター
どこか似ている あの娘も泣いて
きいてくれるか なつかしや

肩も抱きたい 語りもしたい
どうせ一夜の 夢ならさめる
わかれ別れて 旅ゆく身なら
責めてくれるな 忘れても


2.落葉しぐれ

作詞:吉川静夫
作曲:吉田正

旅の落葉が しぐれに濡れて
流れ果てない ギター弾き
のぞみも夢も はかなく消えて
唄もなみだの 渡り鳥

酒にやつれて 未練にやせて
男流れの ギター弾き
あの日も君も かえらぬものを
呼ぶな他国の 夜のかぜ

暗い裏町 酒場の隅が
せめてねぐらの ギター弾き
灯かげもさみし 螢光燈の
かげにしみじみ 独り泣く


3.男なら


4.弁天小僧

作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田正

牡丹の様なお嬢さん
シッポ出すぜと浜松屋
二の腕かけた彫物の
桜にからむ緋縮緬
しらざァいって 聞かせやしょう
オット俺らァ 弁天小僧菊之助

以前を言ゃあ江の島で
年期づとめのお稚児さん
くすねる銭もだんだんに
とうとう島をおわれ鳥
噂に高い 白波の
オット俺らァ 五人男のきれはしさ

着なれた花の振袖で
髪も島田に由比ヶ浜
だまして取った百両も
男とばれちゃ仕方がねえ
つき出しなせえ どこへなと
オットどっこい サラシは一本切ってきた

素肌にもえる長襦袢
縞の羽織を南郷に
着せかけられて帰りしな
にっこり被る豆しぼり
鎌倉無宿 島育ち
オットどっこい 女にしたい菊之助


5.あれが空似というものか


6.東京の人

作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田正

並木の雨のトレモロを
テラスの椅子でききながら
銀座むすめよ なに想う
洩らす吐息に うるむ青い灯(ひ)
しのび泣く 恋に泣く
東京の人

夜霧の日比谷ゆく人も
隅田の流れ見る人も
恋に身を灼く シルエット
君は新宿 僕は浅草
しのび泣く 恋に泣く
東京の人

都のすがた 店々は
変れどつきぬ恋の唄
月の渋谷よ 池袋
花は今日咲き 明日(あす)もかおるよ
しのび泣く 恋に泣く
東京の人


7.あゝダムの町

作詞:佐伯孝夫
作曲:吉田正

甘く酸っぱく 東京の夢が
むせびくる様な 呼ぶ様な
花の唇 酒場のあの娘
唄も身に沁む ああ ダムの町

パワー・ショベルが
ハッパの音が
明けりゃ谷間に せき立てる
ダムの町だよ 男の町だ
なんで東京が ああ 恋しかろ

山の夜霧にゃ 星さえうるむ
みんな忘れて 来たものを
捨てた背広に 未練はないが
胸の古傷 ああ なぜうずく


8.玄海だより


9.踊 子


10.街 燈


11.舟 唄


12.釧路の駅でさようなら

作詞:吉川静夫
作曲:豊田一雄

いつも貴女が つけていた
口紅いろの 赤い灯が
挽歌の街に 滲む頃
霧笛の音も 泣くような
釧路の駅でさようなら
あぁ さようなら

なみださしぐみ 振り返る
アカシア並木 花がちる
いつまた逢える 君なのか
手と手をかたく 握りしめ
釧路の駅でさようなら
あぁ さようなら

さらば無事でと 身を寄せる
二人をはなす 夜の汽車
いのちの炎 燃やしつつ
海ある町よ さいはての
釧路の駅でさようなら
あぁ さようなら


13.流 転


14.青年の樹

作詞:石原慎太郎
作曲:山本直純

雲が流れる 丘の上
花の乱れる 草むらに
ともに植える ひと本の ひと本の
若き希望と 夢の苗
空に伸びろ 青年の樹よ

嵐すさぶ 日もあらむ
憂に暗い 夜もなお
腕くみ合せ 立ちゆかん 立ちゆかん
熱き心と 意気地持て
森に育て 青年の樹よ

多感の友よ 思わずや
祖国の姿 いま如何に
明日の夜明けを 告げるもの 告げるもの
我らをおきて 誰かある
国を興せ 青年の樹よ


15.異国の丘


16.洞爺湖畔の夕月に


17.月よりの使者

三浦洸一・香山美子
作詞:佐伯孝夫
作曲:佐々木俊一

白樺ゆれる 高原に
りんどう咲いて 恋を知る
男の胸の 切なさを
啼け啼け山鳩 幾声も

夜霧の駅に 待つ君の
おもかげ強く ふり捨てて
はかなや月に 泣き濡れし
白衣の袖よ いつ乾く

幾春秋を さ迷えど
まことの縁 結ぶ日は
月よりの使者 思い出の
りんどう抱いて 来るという


18.天と地と